諏訪教育会とは
諏訪教育会は、諏訪郡市の学校職員で組織する研修団体です。
子どもの教育の向上、自身の研修をめざして、現在1000余名が会員として参加しています。
委員会に属しての研究や全員対象の講習など幅広い活動を行っています。
また、教育博物館を擁して、諏訪地方の動植物をはじめ自然を紹介しています。
沿 革
明治元年(1868)このころ諏訪藩内に130余の寺子屋があり、庶民の教育が行わ れていた。
明治15 諏訪郡教育会(公立)を組織し、8支部を設ける。
16 諏訪郡教育会(公立)、「小学校作法」を刊行する。
19 諏訪郡教育会(公立)を解散し、諏訪郡教育会(私立)を創立。
27 「諏訪史料」を編纂。
30 諏訪郡教育会、信濃教育会諏訪支部となる。
32 「諏訪湖平面図」を刊行。
37 「長野県諏訪郡地質誌」を刊行。
40 「諏訪郡理科図説明書」を発行。
大正13 「諏訪史第一巻」を刊行。
14 「諏訪史料叢書巻一」を刊行。
昭和 2 諏訪哲学会が発足。
3 「高等小学国史挿画解説上巻」を刊行。
5 「諏訪史蹟踏査要項」刊行始まる。
「諏訪地図(10万分の1)」を発行。
9 諏訪教育会館として、諏訪税務署庁舎後を買収し改築開館する。
10 「諏訪教育会定款」を作り、社団法人として認可される。
12 「諏訪史第二巻・後編」を刊行。
「諏訪史年表」を刊行。
17 「諏訪年代便覧」を刊行。
18 「諏訪」を刊行。
25 「児童生徒理科研究録」第一集を発行。
28 会館増改築が完了し、講堂の落成式を行う。
29 第1回教職員バスケットボール大会を開く。
30 児童生徒作文集「みずうみ」「やまなみ」を創刊。
生徒用栞「八ヶ岳・蓼科」を刊行。
34 「諏訪教育」全員購読制となる。
45 「諏訪近現代史研究紀要」第1号を刊行。
48 「諏訪教育会報」を創刊。
50 「諏訪の自然誌」(地質編)を刊行。
52 「諏訪児童生徒描画作品集」第1号を刊行。
53 新教育会館竣工式、祝賀会。
54 諏訪季節大学会 第200回となる。
57 諏訪教育博物館が竣工する。
諏訪教育会創立100周年を迎える。
(ここまで「諏訪教育会百年のあゆみ」から抜粋)
その後、多くの児童生徒向け、一般向け書籍を刊行し、また
研究会、研修会を重ねて現在に至っている。
また、平成11年度には、会館の増改築が決定され、平成13
年度に、諏訪季節大学会は300回を迎えようとしている。
組 織
1 構成
会長1名 副会長1名 常任委員会12名 代議員会(各学校より会員数に応じ)
監事3名 幹事4名以内 事務局(主任1名 事務員2名以内)
2 事業遂行のための委員会構成
1)教養部(女性教師、青年教師、バスケットボール委員会)
2)指導研究部(各教科等委員会)
3)調査出版部(諏訪教育、会報、登山の栞委員会)
4)専門部(図書館教育、幼年教育、情報教育、科学する心を育てる委員会等)
5)自然研究部(気象、陸水、植物、動物、地学委員会)
6)郡史編纂部(沿革史、郡史編纂委員会)
7)教育博物館部(教育博物館委員会)
この他、特別委員会が設置されています。
各委員会の活動は、「各部の計画・資料」をご覧下さい。